台風が来たので台風が来た日記を書く。

　台風が来ているので、大学は自主判断で休講にした。結局昼ぐらいの授業から休講になったらしく、明け方の僕の判断は良いものだと思った。しかしこうやって単位を落としていく（もう落とせない）。

　で、台風が来て下さった大阪府の僕の暮らしなんだけど、僕の家は禁煙なので、いっつも共用廊下でタバコを吸うハメになってて、横殴りの雨風でタバコの向きは変わるは濡れるはでいいことなかった。社会人の人とかは嬉しそうに帰れる～とかはしゃいでたけど僕には今のところ嬉しいこととか一つも無いので普通に晴れて大学に行って猫に囲まれたりしておくほうが良かった気がする。普通に晴れたらこんな風に単位について悲しい気持ちになる必要も無かったし、猫に囲まれて昼食食べて授業中には全然関係無い本読んでノートつけたり出来てたはずだし、今こうやって家で無気力にPSPやったりギターひいたりする必要もなかったので、社会人の方々は喜んでいる場合ではないし、もっと僕の身を案じて欲しいと思う。
　あと、今言ってることは全部冗談だし真に受けないで欲しいんだけどたまにマジレスされるのでインターネット怖いと思う。現実世界のコミュニケーションでこういう理不尽なこと言ってても苦笑されるだけなんだけどインターネットだとマジで怒る人がいるので、インターネットは基本的におっかない所なんだと思うし、僕みたいに冗談なのか本気なのか字面だけでは判別しづらいことばっか言う人間には向いてない空間だと思う。

　台風になると田んぼの様子を見に行って濁流に飲まれてお亡くなりになる方とかいるイメージあるけど、お母さんがそれなんでだろうね、って不思議がっていたので、なんとなく血が騒ぐんじゃないの、って言ったらなんか納得行ってたっぽかった。お母さんはずっと猫と共に育ったので、台風が来て狂喜乱舞する猫のイメージを思い浮かべて、人間もやっぱそういう所があるんだろうな、とか考えてたのかもしれない。で、僕もわざわざ台風が来た日のことを日記に書こうと思ったのは、何となくそういう血が騒ぐみたいな現象が起きているからであって、まあこのシチュエーションに寄せて何かしら書いたら面白いんじゃないかな、と思ったからなんだけど、なんか一向に面白くなる気配ないし、こんなことなら書き置いてた他のエントリ公開したほうがよかったし、猫は暴れるし、人間は死ぬし、やっぱり台風とか来ないほうがよかった。