僕として僕は行く。

旧・躁転航路

20代で結婚したい

 30歳までに、というか20代のうちに結婚したいと常々思ってるんだけど、それが何故なのかは未だ完璧に説明できたことはないし、恐らく結婚してみるまで説明できないのだと思う。まあそんな、一体どんな理由があるかという話はおいといても、いま23歳だから、僕の単身者としての猶予はあと5,6年ぐらいしか無いわけだけど、どう考えてもその期間内にファム・ファタールを見つけるのは無理な気がしてきた。どう形容してよいのか僕にはわからないのだけれど、やっぱり僕は世間的に言うところの普通とは違うところがあって、AKBも少女時代もまるで興味が無いし、かといってアニメとかアイドルに興味があるわけでもなく、じゃあ何に興味があるのかというと日々流転しているんだけれど、それでも確実に言えることは何かの都合でAKBも少女時代もアニメもアイドルにもディズニーランドにもUSJにも一切の食指が伸びないという風な消極的な伝え方でしか自分の興味対象を説明することが出来ないということであって、そんなややこしいプロセスで自分を説明する人間は、一般論で言うところのポピュラリティとかキャッチーであることとかとはやっぱり無縁となってしまう。そうなってくると、要はメインストリームで人気を得るような男にはなれないのだから、あるとすればニッチな需要であって、まあ相対数としては圧倒的にやっぱり少なくて、そう考えるとあと5,6年でどうこうというのは可能性としては難しくなってくる。

 ちなみに、なんで早く結婚したいかという理由、さっきはいまいち完璧に説明できたことがないということを言ったけれど、確かにそれは一面事実で、でも現段階で一番しっくり来る説明というものがあって、それは「恋愛ゲームから早く降りたい」ということが上げられるように思う。恋愛して、そのために働いて、生産して、その特定の相手がいなければそれを求め続けなければならないみたいな、無言の圧力みたいなのを僕は何故か独りでに感じていて、それを跳ね除けるには、恋愛というフェイズを放棄できるフェイズへと駒を進めるしかないのだろうな、と感じてるのかもしれない。けれど、恋愛の次の結婚というフェイズには間違いなくそのフェイズ特有の難題が山ほどあるのだろうし、今考えただけでも僕は他人との共同生活とかどう考えても無理だし、だから可能ならば1人で出来るだけ過ごしたいとも思ってるし、アレ、なんだこれ、最初と言ってることが真逆だ、まあだから、1人でいれるような気持ちで暮らすことが出来るファム・ファタールを早く見つけたいとかそういう思考にいってるのかもしれない。