僕として僕は行く。

旧・躁転航路

斜め

 家にいると、まず何か活動しようと思って椅子に座ると眠くなるし、だからといって横になってもほとんど寝れないので、結果として横でも縦でもなく斜めでいるしか選択肢が無いのだけれど、現実的に斜めでいれる家ってあんまり無くて、そういう点では坂が家のなかにあると便利だけど、でも普段は坂とか邪魔だから無くていいと思う。だから、一般的な家庭には坂は必要ないのだけれど、僕の家、というか部屋の中には坂が必要だから、どうしたらいいか悩んでいて、山の手の家とかに住んだらそういうことも可能なのかもしれないけれどもちろんそんなお金ないから、現実的な対処法としては椅子に限りなく浅く座って斜めの姿勢を作り出すしかない。けれど、それにはもちろんリスクもあって、椅子からずり落ちて後頭部とかを痛打する可能性がある、これは見過ごされるべきリスクではない。つまり、斜めじゃないと何もはかどらないっていう現状がすでにハンディキャップだし、あんまりそういうハンディキャップがこの世のなかにはあるということは理解されていないけれど、声をあげていくしかないと思う、そうすれば、賃貸住宅でも斜めになれるオプションのついた家とか出てくると思う、少なくとも、ウォークインクローゼットのある家よりは坂のある家が流行ると思う。そこで斜めになりながら、ギター弾いたりできたらすごく便利なので、そういうものづくりが今後求められて行くと思う。