僕として僕は行く。

旧・躁転航路

自尊心

 自尊心について、なんかいきなり閃きがあったのでメモしておきたい。自尊心、自らを尊ぶ心、これがあるということは、当然ながら、自分の中に自分に対する尊敬の念があるということだろう。これは要するに、自分の中に、自分よりも凄い自分を住まわせるということだと思う。

 自尊心がちゃんとある人、自己効力感の高い人は、人生のなかで、さまざまな葛藤に大して勝利を積み重ねてこられた人だろう。だから、僕が他人に「自尊心が低い」と言われるのもかなり正鵠を射ていて、僕の人生が水が低きに流れるが如くだったという自己敗北感がにじみ出てくるのが原因だと思う。

 別に自信に満ちた人生が送りたいとかそういうことではないけれど、自己効力感は低い割に歪んだプライドは高いから卑屈だと思われたくないので、自己効力感の低さがにじみ出て来ない程度にはどうこうしていきたい。