僕として僕は行く。

旧・躁転航路

iTunes Matchが使用できるようになった

 iTunes Matchっていうのが何かって言う話とそれをさっそく始めたもののアップロードに手間取ってるという話を以前しましたが、ようやく出来るようになったのでその話をします。

 

■Step1で止まる場合 
iTunes Storeのアカウントのサインインやり直しからのiTunes Match再スタートでどうにかなると思います。自分の場合はここではそこまで苦労しなかったので、もしここでどうしても止まる方の参考にはならないかも。


■Step2で止まる場合
→これがややこしかった。どうやらiTunes側のアップロード容量は決まった時間内での制限があるらしく、すごい勢いでアップロードしすぎると詰まってしまうみたいです。なので、帯域制限をかけてやってチョロチョロとアップロードしてやると上手くいくようです。詳しくはここなどを参照。これに輪をかけてだるいのは、少なくとも自分の環境では、Step1の時点で帯域制限をかけてしまうとStep1で止まってしまうということです。なので、Step1が終わるまでPC画面に貼り付いて、終わった瞬間に帯域制限をかけてやるということが必要でした。

 

■Step3で止まる場合
→個別の楽曲で止まってしまう場合だと思います。その場合は、iTunes Matchを一旦止めてやって、当該曲を右クリックし、「MP3バージョンを作成(AACバージョンを作成)」してやって、元のほうの曲をライブラリから削除してしまいましょう。インポートしなおすという方法もあり、どちらかというとTipsとしてはそちらのほうが広く流通しているようですが、この手段のほうが手っ取り早いと思います。

 

■4G(3G)回線下でもストリーミング音源を聞く設定
→やったー!ようやくアップロードが終わったぞー!! と思っても、実はこのままではWiFi環境下でしかアップロードした楽曲のストリーミングを楽しめません。iTunesのライブラリをそのまま外でも楽しめるのが長所なのに意味ない。えっまじかよ…と思いつつ調べたらすぐ出てきました。iPhone側の設定をちょっとイジれば一瞬で出来ます。iPhoneで「設定」>「iTunes & App Store」>「モバイルデータ通信」の項目をオンにしてやれば大丈夫。これでiTunesの入った母艦と同じネットワーク下にいなくても、いやWiFi環境下になくても、いつでもあなたのライブラリが持ち運べます。※ちなみに、「設定」>「iTunes & App Store」>「iTunes Match」をオンにしてないとそもそも全く使用できません、一応。


実際触ってみて

  • iTunesのライブラリに追加した楽曲がiTunes Matchに反映されるのが案外に時間がかかる。追加したての楽曲をすぐさま聞きながら外出したいときはやっぱり同期してちゃんと入れてやるほうが確実。
  • 「ほかのプレイリストを参照するスマートプレイリストは、iCloudではサポートされていないため、アップロードされていません」等というふざけた文言が出てくる。たとえば、「Aというプレイリストに追加されている中で、レートが★1以上の楽曲」みたいなスマートプレイリストは全滅します。これがスマートプレイリスト乱用派には意外とキツい。自分は垂れ流し用のスマートプレイリストを作り直す必要がありました。
  • しばらくiTunes Matchのストリーミング音源を再生していない状態でストリーミング音源の再生を開始すると、長いときは10秒ぐらい待たされる。まあいないとは思いますが、iTunes Matchのストリーミング音源を使ったiPodiPhoneでのDJプレイを考えている人には向きません。
  • iTunes Matchにお金を払って、実際使いはじめられるまで、スッと行く場合とそうじゃない場合がある。後者の場合、ユーザーによっては敷居の高いサービスになるかもしれない。自分のように色々調べたり、場合によってはソフトを導入したりする必要があるので、そういうのが苦手な人は、得意な人に手伝ってもらうか、諦めるかする必要がある。
  • 上限25000曲というのが案外シビアかもしれない。自分の場合、未来永劫聞かないだろうなというものを削ってもまだ22500曲で、数だけ見れば多いようにも見えるけど、容量にして173GBだから、案外カツカツ。追加容量の購入などが出来るようになってほしい。