僕として僕は行く。

旧・躁転航路

MP3プレイヤーについて

 2月です。覚え書きついでに少し書きます。ポータブルのMP3プレイヤーとして自分が愛用しているのはiPod Classicの160GBモデルなのですが、いまiTunesのライブラリが157GBでして、もう明らかに聞かないだろうなという曲の同期をやめてもそれでも147GBは持ち歩いているわけです。で、これぐらいカツカツになってくると、挙動が怪しいというか、同期が出来ない時がある。

Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A

Apple iPod classic 160GB ブラック MC297J/A

 

 こうなると対策が必要になります。まず思いついたのは、インポートして1年なり2年なり経過したものは同期をやめて、新しく入れたものを優先的に聞けるような環境にしてしまうということ。まあでも、これは無しです。というのも、出先で急にあ、アレ聞きたいな等と思いついたときに聞けなくなるのは相当なストレスが予想されますので。もしくは、そうではなくて、そのせいで昔にインポートした曲をどんどん聞かなくなるという可能性もある。どっちかというとこちらのほうが嫌で、というのも最近、ずいぶん昔にインポートしたBeatlesを急に出先で聞きたくなって聞いているうちにハマったというのがありますので、こういう再発見の可能性を無くすのはちょっと。

 となると、より容量の大きなポータブルMP3プレイヤーか、もしくはiPod Classicの二台持ちとなります。根詰めた私は、こういう時に相談する場所として勝手に確保している、大阪は日本橋のeイヤホンに立ち寄りました。ここの店員さんはみんな親切ですしあとやたら詳しい。単にリスナーとしてよい音を追求しているような人から、音楽制作などに携わっているのだろうなという人もいて、色々聞ける。

 で、今日というか昨日そのeイヤホンの店員さんに教わったのは、iRiverというメーカーのAstell&Kernというポータブルプレイヤーです。これは、まず音質にすごい拘ったプレイヤーで、音がめちゃくちゃ良い。でもそれだけじゃなくて、僕としてはそっちに惹かれてるわけですが、microSDスロットが2枚分あって、容量が自由に継ぎ足せる。最上位モデルで、近日発売予定のAK240というモデルは、内蔵容量がまず240GBあって、でもって恐らくはまたmicroSDスロットが2枚分ある。今Amazonで確認した限り、microSDは最も容量の大きなもので128GBというものがある。だから、最高で496GB(240+128×2)持ち歩ける。ただこのAstell&Kern、ポータブルプレイヤー界のハイエンドポジションでして、値段がとにかく張る。いま言及しているAK240は、新品だとおそらく20万円を越えるだろうという予想が強い。

 まあでも、冷静に考えてそんなに高級で容量がデカいものを買う必要はない。エントリーモデルであるところのAK100でも内蔵が32GBで、microSD2枚で256GB追加すれば合計で288GBは入る。まあ、こういうのは色々と詰めすぎるのはよくないから、260GBぐらいが正常な挙動を保つ限界だろうとは思うけれど。でも、これ一個あれば、microSDの買い足しで、原理的には無限の容量の音楽が持ち歩ける。 まあでも、いま公式サイトを見てたら、Astell&Kernには32GBのmicroSDをぶち込んで下さいと書いてある。そう考えると、128GBのmicroSDを認識するかどうか見ないで買うのはちょっと危ない。

iriver Astell&Kern 192kHz/24bit対応Hi-Fiプレーヤー AK100 32GB ソリッドブラック AK100-32GB-BLK

iriver Astell&Kern 192kHz/24bit対応Hi-Fiプレーヤー AK100 32GB ソリッドブラック AK100-32GB-BLK

 

  あと、ハイエンドオーディオものだから、やはり値段が張る。とりあえずは貧乏人らしく(こう書くとすごい怒られそうだな)、iPod Classicの2台持ちで糊口をしのごうと思います。その昔、OrbやAudiogalaxyといったサービスが生きていた頃は良かった。確かに音質はかなり下がるけれど、PCさえつけておけば、iPhoneから全部ストリーミング出来たのに。と思って調べてたら、今は今で色々と代替方法が模索されているらしい。まあそういう話は、するとしたらまた今度します。