僕として僕は行く。

旧・躁転航路

あつい

 部屋にいて暑いからアイス食べる必要出てきて、でも家になかったのでじゃあ買いに行くかと思って外出たら暑くてコンビニにたどり着くためにアイス食べる必要出てきた、このままじゃ永久に外に出れない。夏の構造的暴力であって、このような専横を許してはならない。

 決死の覚悟でコンビニいってアイス食べながら帰ってきた、コンビニから帰ってきて暑いからエアコンつけたけど暑いからおかしい気がする。エアコンつけても暑いならつけないほうが良い。どうせ暑いなら中央アジアとか中東とかにいるほうがいい、日本で快適な生活が出来なくて暑いままなら基本的に暑いところの風景を味わっていたほうがいいので中東に行きたい。

 だいたい暑いの自体おかしい、暑いと人間が生きていくのに適した感じじゃなくなる。このまま行けば多分北海道が流行る。北海道のそれも稚内が流行る。稚内の温度いま見たら最高気温21℃とかで天国っぽい。人間は稚内に行くしかないと思う。熱に強い人間だけが本土に残って熱に弱い人間が稚内に集住するようになり統治権をめぐって戦争がはじまる。夏の間は本土の人間の物量作戦に押されるが冬になると冬将軍しかいない稚内が最強になる。本土の人間の銃火器が凍りついて徐々に押しやられて最終的に青函トンネルまで撤退する。書いててどうでもよくなってきた。とにかく涼しくなってほしい。いや、涼しくなくていい、死を意識しない気温まで下がってほしい。