僕として僕は行く。

旧・躁転航路

皆さんによろしく願いたいお話

 人間とは強欲なもので、一度少しだけ与えられるともっと欲しいと思うようになる。特に、みんなが持ってたりするともっと欲しくなったりする。それが多分資本主義の本質なんだと思う。みんなが持っているということ自体が価値を帯びるようになる。その欲しくなるものが、一般的にみんなが欲しいと思えるものであればあるほど、いわゆる信用みたいなのが高まっていって、どえらいことになる。原始人が持ってたっぽい石のお金とか、デカいだけだし、デカいから最初は興奮するだろうけど飽きたら邪魔でしかないだろうし、持ち運びだるいし、ぶつけたら欠けそうだし、あと足とか誤って踏んじゃったら爪が紫色とかになってかわいそうな感じになるけど、石のお金じゃなくて純粋な金だったら、ピカピカだし、ひんやりしてそうだし、あと熱すると曲がるし、ゴージャスな気持ちになれるし、文鎮とかにするにも調度よさそうなので、そうやって信用みたいなのが出来てったんだと思う。これが石のお金だったら、お隣の洞穴の夫妻なんて34枚もあるのよ、とか言われてもピンと来ない。いいじゃん別にってなる。邪魔だし。

 で、何が言いたいかというと、このブログに皆さんからはてなスターをつけてもらえるようになって、強欲にも私はもっとはてなスター欲しいなと思うようになった。出来れば4万個ぐらい毎回つけば良いなと思った。けれどそのうち55万個ぐらいつけるような奴とか出てきて、何クソって思って僕も頑張って媚びて120万個ぐらい毎回もらえるようになるんだけど、もっとヤバいやつが出てきて毎回2000兆個ぐらいもらえるようになって、ハッとして、俺はこんな虚しい競争をするためにこのブログを始めたんじゃない、みたいな風な原点に戻り再び名記事を連発するようになって、そして意図せずしてその様が大衆の感動を惹き起こし、最終的に9999兆個(カンスト)もらえるみたいなドラマティックな展開がしたいので、よろしくお願いいたしします。