僕として僕は行く。

旧・躁転航路

「すべて真夜中の恋人たち」読書会おわった(1)

 ※(1)って書いたけど、(2)があるかどうかはわかりません。

 

 Twitterでだらだら書いてしまって、興味のない人に嫌がられそうだし、なんとなく寒い感じになりそうなので、完全に僕のスペースであるここに、終わった直後の、なんか生々しい感想とか書きたい。生々しいっつうとアレなんだけど、新鮮な、っていうことが言いたくて、でもなんか最初に出てきた言葉のほうを大事にしたいような、まあそういうテンションになってしまうぐらい、良き時間だったと思うということが言いたいがための、「生々しい」という言葉の選択。上手く出来たかとかそういうのは抜きにして、やってる当事者としては、すごく面白かった。みんな独特の読み方をもっていて、気になる点も違えば、そこに対する解釈もいっぱいあって、すげえなって思った。こういう言い方はあれだけど、でもやっぱり確実にそう形容すべきものはあるから言うけど、やっぱり陳腐な、っていうか、そこなのかよ~っていう感想みたいなのは存在していて、え、この話ってそんだけの話だっけ、みたいなタイプの感想の類、そういうのが一個も無くて、本当に凄いと思った。みんな何かしらの判断軸みたいなの、大事に作ってきた(もしかするとそうせざるを得なかったのかもしんないけど、それはどっちでもいい)、そういう人たちなんだなっていうのがひしひしと感じられて、やってよかったなと思った。

 あと、読書会を主催(つっても共催だし、配信もうまく出来なくて、友人にやってもらったんだけど)するっていう経験もなかったけど、そういう意味でもやってよかったなと思う。むろん、そっち方面の、だからホストとしての振舞いとしては、もうちょい出来たこととかある感は否めないけれど。んでも、なんか普段ひねくれたことばっか言い合ってる人たちが、なんかストレートに褒めたりとか、感謝したりとか、そういうのが最終的には行き交ってて、それは正直言うととても幸福なことだと思った(主にこのあたりのことが、Twitterでは書きづらかった)。

 ちなみに、来月もまたやる予定です。読書会がどういう内容だったかとか、そういうことはまるで触れられていないので、そんなこと言われても、と思われるかもしれませんが、興味があるかたはどんな方法でも構いませんし、ここのコメント欄でもいいので、ぜひお問い合わせください。